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【要注意!】攻撃行動は1種類じゃない!?診断名と治療法の違いとは🐶⚠️

【要注意!】攻撃行動は1種類じゃない!?診断名と治療法の違いとは🐶⚠️

こんにちは!
にいがたペット行動クリニックの
獣医師・はるか先生です😊✨


攻撃行動の相談、実はとても多いんです😢

行動診療科にご相談いただく中でも
特に多く・深刻な内容のひとつが…

🔴 「攻撃行動」です。

「うちの子が人を咬んでしまって…」
「他のわんちゃんに飛びかかるんです…」
「ねこちゃんが急に豹変して…」

などなど。
ご家族にとって、とても困った状況ですよね😥💦


「攻撃行動」って実はたくさん種類があるんです😳

一口に「攻撃行動」と言っても、
実は 診断名はたくさんあります❗

行動診療科では、
診察のあとに必ず「診断名」をつけます🔍

それは、皮膚病や下痢といった一般的な病気と同じく、
症状だけではなく「原因」を明らかにすることが重要だからです。


🧠 攻撃行動の主な分類

🔥【攻勢的な攻撃行動】

(=自分から積極的に起こすタイプ)

  • 序列関連性攻撃行動
  • 葛藤性攻撃行動
  • 自己主張性攻撃行動
  • 同種間攻撃行動
  • 遊び関連性攻撃行動
  • 捕食性攻撃行動

🛡️【防御的な攻撃行動】

(=やられるかも…という不安からの反応)

  • 恐怖性・防御性攻撃行動
  • 縄張り性攻撃行動
  • 所有性攻撃行動
  • 食物関連性攻撃行動
  • 転嫁性攻撃行動
  • 母性攻撃行動
  • 疼痛性攻撃行動

⚠️【その他の攻撃行動】

  • 特発性攻撃行動(原因不明)

同じ「攻撃行動」でも治療法はぜんぜん違う!😲

例えば「恐怖性攻撃」と「遊び関連攻撃」では、
見た目が似ていても、原因も対処法も全く異なります

さらに…

🟡 発現のメカニズム
🟡 健康状態
🟡 家庭環境
🟡 犬種・年齢・性格

それぞれ違うからこそ――

100頭いれば、治療法も100通り。

スタンダードな指針はありますが、
オーダーメイドの治療がとても大切なんです✨


行動治療の初診って、何をするの?👀

初診では、以下のことを一気に行います👇

🔍 発現の仕組みを見極める
🔍 病気との鑑別
🔍 診断名の決定
🔍 治療方針の提案

つまり、すごく重要で濃い時間なんです⏳


⏰ 初診は約2時間。でも、足りないくらい!

「2時間もかかるの?」と思うかもしれませんが…

実際には「それでも足りない」と感じるほど💦
ひとつひとつ丁寧に聴き取り・評価していくからこそ、
その子に合ったケアができるようになるんです🐾


最後に🐕‍🦺

「行動治療」という分野は、
まだまだ知名度が低いのが現状です。

でも、実は――

🌟 犬や猫の「心の病気」や「困った行動」への治療科として、
とても専門的で、かつ家族にとって心強い存在なのです!

気になる行動がある場合は、
ぜひ一度、専門家に相談してみてくださいね😊

 

 

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気になるものがあれば、ぜひチェックしてみてくださいね🌸
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行動の安定につながりますよ☺️