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「犬も“マネして学ぶ”!? 模倣学習という新しい選択肢」

にいがたペット行動クリニックです🐶🐱
今日は、行動診療やトレーニングの中でも、最近注目されている学び方のひとつ、
「模倣学習(Do as I do)」についてのお話です📘
でも、この記事の大切なポイントは——
🟢「模倣学習がすごい」
だけでなく、
🔵「それが合う子もいれば、そうでない子もいる」
という“選択肢のひとつ”としての模倣学習を考える視点です🌱
🧠「マネして学ぶ」ってどういうこと?
「Do as I do(私のマネをして)」というトレーニングは、
人や動物の動きを見て、同じ動作を真似することで学ぶ方法です。
たとえば…
👩⚕️人がジャンプ → 🐕犬もジャンプ!
👩⚕️人が首を振る → 🐕犬も首を振る!
というように、観察することで行動を学ぶアプローチなんです✨
🦭トドも模倣できた!?最新の研究より
2025年6月、トド(鰭脚類)に模倣学習が可能であることが世界で初めて科学的に証明されました👏
この研究では、
✅ 決まった動作を真似できただけでなく
✅ 新しい動作も“初見”でマネできた!
✅ 一度見た動作を覚えてあとから再現もできた
つまり、「見る・覚える・再現する」までをこなす高い認知力があることがわかりました。
🐶 犬にも応用できる学習法
犬もまた、模倣を使った学習ができるとされ、
トレーニングや行動修正の現場でも取り入れられています。
特に、
✔ 他の方法では学びづらかった子
✔ 人との関係性が強い子
✔ 物音や指示に敏感すぎる子
には、“やって見せる”ことで学ぶ方法がフィットすることもあります。
🟡でも、それが“正解”なわけではありません
模倣学習はとても興味深く、可能性も大きい方法です。
ですが、
すべての犬に合うわけではありません🐾
中には…
😵 見ること自体に興味がない
😅 他の刺激が気になって集中できない
💤 反応がゆっくりなタイプ
など、違う方法の方が合っている子もたくさんいます。
だからこそ私たちは、
🔸 模倣学習は「万能な方法」ではなく
🔸 あくまで「数ある選択肢のひとつ」
と捉えています。
💬まとめ
✅ 模倣学習は、観察によって行動を学ぶ新しい方法
✅ トドでも「見る→覚える→マネする」力が証明された
✅ 犬にも応用可能だが、向き・不向きがある
✅ 一番大切なのは、“その子に合った学び方”を選ぶこと
にいがたペット行動クリニックでは、
模倣学習も含めて「いろいろな学び方」の可能性を大切にしています✨
「どんな教え方が合ってるのかな?」と悩んだときは、
一緒にその子にぴったりのスタイルを探していきましょう🐕🌸
お気軽にご相談くださいね😊
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