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🐾実際の診察から:音に敏感なわんちゃん
にいがたペット行動クリニックです。
今回は、音に敏感なわんちゃんとの診察を通じて、どのようなことをお話ししているかをご紹介します。
似たようなことでお困りの飼い主さんにとってヒントになる内容をお届けできればと思います。
☔雷や雨の音でソワソワ…どうする?
ご相談いただいたわんちゃんは、雷や雨の音に強い恐怖反応を示していました。
📌 雷が鳴るとずっと吠え続けてしまう
📌 尻尾を丸めて震える
📌 オヤツも受け取れないほど不安そう
このような状態になると、日常生活にも支障が出てきます。
まずは環境を整えながら、「これから雷が鳴るかもしれない」という状況に備えた対策が必要です。
🔸診察ではこんなことをお話ししています
✅ 音刺激を小さくして慣らしていく
✅ 好きなおもちゃや遊びを使って「気持ちの切り替え」をサポート
✅ 必要に応じてサプリメントや薬の使用も検討
音への恐怖は、「我慢させれば慣れる」というものではありません。
小さな成功体験を重ねることが、心の回復につながります。
🧠音以外にも反応しやすいタイプ?
診察では、洗濯機の音や外の物音、チャイム音などにも反応していたことがわかりました。
また、お出かけの前や玄関での興奮も強く、「外に出る=刺激がある」ことが学習されていました。
🐕「出かける前」こそ対策ポイント!
📌 お出かけのたびに興奮
📌 吠えながら玄関へ突進してしまう
という状況だったため…
▶ お出かけ前に落ち着ける練習(知育トイの使用)
▶ 回数を重ねて「玄関=落ち着いていく場所」と学習
などの具体的な提案を行いました。
🐾ハーネスも練習!
さらに、今回の診察では ハーネスの装着トレーニングも行いました。
ノーズワークに集中している間に、さりげなく装着。
最初は少し動きが止まったものの、遊びながら慣らすことでスムーズに行動再開できました。
🎯ハーネス練習のポイントは…
✅ 楽しいこととセットで経験させる
✅ 装着時にオヤツや遊びを活用してポジティブに学習
行動診療では、こうした「体に触れられること・身に着けること」への慣れも重要なサポートのひとつです。

✨診察で大切にしていること
診察は、「治すこと」だけが目的ではありません。
「なぜこんな行動をするのか?」
「どう対応してあげればいいのか?」
という “こころのしくみ”を一緒に紐解いていくことが、飼い主さんの安心や自信にもつながります。
🗨️
「やっと話せてホッとしました」
「ここまで具体的に考えてもらえるなんて…」
そんなお声をいただけることが、私たちの励みになっています。
🧠 わんちゃんの「集中」を引き出すノーズワークマット
今回の診察でも、わんちゃんが落ち着いて集中できたサポートアイテムのひとつが、
ノーズワークマットです。
嗅覚を使ってフードを探すこのマットは、
✔️ 遊びながら脳を使える
✔️ 自己コントロールの練習になる
✔️ 緊張しやすい子にも取り入れやすい
など、行動診療の現場でも活用されています。
「怖がりな子」や「刺激に敏感な子」には特におすすめのアイテムです🐶✨
ご家庭でも、ぜひ取り入れてみてくださいね。
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