参考記事
花火・雷が怖い犬へのサポート法 ~夏を安心して過ごすために~

にいがたペット行動クリニックです🐾
9月に入りましたが、まだまだ花火の音が聞こえる日が続きますね🎇
夜のお散歩やおうち時間、わんちゃんたちは落ち着いて過ごせていますか?
夏になると増えてくるご相談のひとつが
「花火や雷を怖がる犬」についてです。
夜空に響く大きな音や光は、
人間にとっては季節の風物詩でも、
犬にとっては突然の脅威に感じられることがあります⚡
実際、当院でもこの季節は恐怖症の診察が多くなります。
ただし、中には経過が順調に進み、
例年見られていた体調不良(消化器症状や血便など)が出ず、
落ち着いて過ごせているとのご報告もあり、
とても嬉しく感じています😊
🐶犬が花火や雷を怖がる理由
犬は人よりもずっと耳が敏感です👂
予測できない大きな音や強い振動は「危険」と結びつきやすく、
一度怖い経験をすると、その記憶が強く残ってしまいます。
そのため…
🔸 雷の音がするとパニックになる
🔸 花火大会の日に震えて隠れてしまう
🔸 恐怖によって下痢や嘔吐、血便など体調不良になる
といった行動や身体症状が現れることがあります😥
🚫放っておくと悪化することも
恐怖体験は「慣れる」ものではなく、
繰り返すほどに悪化していくことがあります。
「去年より怖がり方が激しい」
「雷雲が近づくだけで落ち着かない」
そんな進行するケースも少なくありません。
だからこそ、早めの対策がとても大切なんです☝️
🏠ご家庭でできるサポート
飼い主さんができる工夫には、次のような方法があります✨
🔹 安全な隠れ場所を用意する
カーテンを閉め、静かな部屋やクレートなど
安心できる空間を作ってあげましょう🛏️
🔹 音をやわらげる工夫
テレビやエアコンの音などで環境音を加えることで
外の音がやわらぎます📺
🔹 飼い主の落ち着いた態度
普段通りに安心した雰囲気を見せることが、
犬にとって大きな支えになります😊
🔹 楽しい行動を学習させる
花火や雷に慣れることは難しくても、
「遊び」や「トレーニング」などポジティブな経験を積み重ねることで、
恐怖症の軽減につながることがあります🐕🎾
💊お薬でのサポートも可能です
恐怖症の症状が強い場合には、
犬の雷恐怖症・花火恐怖症に特化したお薬も存在します。
必要に応じて取り入れることで、
「恐怖体験を繰り返させない」ことができ、
心身の負担を減らすことにつながります。
🌟 環境調整
🌟 行動療法
🌟 お薬の併用
これらを組み合わせることで、より高い効果が期待できます。
🧑⚕️専門家への相談も検討を
恐怖症への対応は、
犬それぞれの環境・症状・刺激の種類によって大きく異なります。
軽度のうちはご家庭で対応できることもありますが、
重症化してしまい、家庭だけでは難しくなるケースもあります。
そのようなときは、
行動診療科など専門家への相談をぜひご検討ください🍀
📝まとめ
夏は犬にとって
「花火や雷=怖いことが起きやすい季節」でもあります🌩️
しかし、恐怖体験を重ねる前にサポートを始めることで、
症状の進行を防ぎ、安心して過ごせる夏になる可能性が高まります☀️
「怖がるのは仕方ない」と諦めずに…
🐾 環境調整
🐾 楽しい行動学習
🐾 必要に応じたお薬
🐾 専門家のサポート
この4つの柱で、
愛犬にとって安心できる夏を過ごさせてあげましょう🎐💗
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