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犬と暮らすことで、心が育つ?麻布大学の研究から見えてきたこと




にいがたペット行動クリニックです🐾

今日は、こんな記事を目にして、
「なるほど…」
と、行動診療科の立場からもとても興味深く感じたお話をご紹介します。


🐶 犬と暮らすことで、子どもの幸福度が高まる?

最近、Forbes JAPAN にこんな記事が掲載されていました。

「犬の口腔内細菌が人の幸福度を高める
移植実験で判明した驚きの機能」

この記事では、麻布大学の研究グループによる調査結果が紹介されています。
URLはこちらです👇
https://l.smartnews.com/m-6JSGLfva/Ng5RR8


🧠 麻布大学の研究でわかったこと

この研究では、
犬と一緒に暮らしている思春期の子どもたちを対象に、
心理状態や行動、そして口腔内の細菌の状態を詳しく調べています。

その結果、
犬を飼っている子どもたちは、
飼っていない子どもたちと比べて、
心理的・行動的な問題が少ない傾向にあることがわかりました。

そして、その背景には
口の中にいる細菌の種類の変化が関わっている可能性が示されたのです。


🦠 さらに驚きの実験結果

研究はそれだけにとどまりませんでした。

犬を飼っている子どもの口腔内細菌を、
無菌状態で育てたマウスに移植し、
行動の変化を観察したところ――

その細菌が定着したマウスは、
ほかのマウスに近づいて匂いを嗅ぐなど、
社会性が高まった行動を示したそうです。

さらに、
他のマウスが苦痛を感じている状況では、
近づいて共感するような行動も見られました。

細菌が「心」や「社会性」に影響する。
とても興味深い結果ですよね。


🌱 行動診療科から見た、この研究の意味

行動診療科では、
「犬と一緒に暮らすことで、人の気持ちが穏やかになる」
「安心感や落ち着きが生まれる」

そんなお話を、経験的に感じてきました。

今回の研究は、
その感覚的な部分を、
細菌という目に見えない存在を通して科学的に示した
という点で、とても意義深いものだと感じます。

特に、心や脳が大きく発達する思春期という時期に、
犬との暮らしが、
気持ちの安定や社会性に関わっている可能性がある。

これは、行動や心のケアを考えるうえでも、大切な視点です。


🐾 犬を飼えない家庭でも

記事の中では、
「もし将来、その細菌を安全に移植できるようになれば、
犬を飼えない家庭にも恩恵が広がるかもしれない」
という可能性にも触れられていました。

もちろん、まだ研究段階のお話ですが、
人と動物の関係が、
単なる“癒し”を超えて、
心や行動に深く関わっていることを改めて感じさせてくれます。


🍀 最後に

行動診療科では、
行動だけを見るのではなく、
感情や体の状態、環境、そして人との関係性も含めて考えることを大切にしています。

今回の研究は、
「犬と暮らす」という日常の中に、
人の心を支えるたくさんの要素が詰まっていることを、
そっと教えてくれているように感じました。

これからも、
こうした研究や日常の気づきを通して、
人と動物が、より心地よく暮らせるヒントを
一緒に考えていけたらと思います🐶🐱✨

 

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