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【セミナー開催報告】一次診療でできる行動学的サポートとは?|新小研スタッフナイトセミナー」




🎤【開催報告】新小研主催「動物病院スタッフナイトセミナー」で講師を務めました(2025.11.13)

2025年11月13日、にいがたペット行動クリニック院長の白井春佳が、
新潟小動物臨床研究会(新小研)主催「動物病院スタッフナイトセミナー」にて
講師としてお話をさせていただきました。

今回のテーマは、

「一次診療における行動学的アプローチ

〜“治す”より“つなぐ”現場対応の実際〜」

動物病院の現場で日々奮闘されているスタッフの皆さまへ向け、
「行動に悩む前に気づける視点」「安心を届ける関わり方」を中心にお伝えしました。


🐾 セミナーでお伝えした主なポイント

🔍 ① 早期発見こそ一次診療の大切な役割

小さなサインに気づくことが、
動物と飼い主さんの未来を守る第一歩になります。

・落ち着かない
・触ろうとすると固まる
・診察室に入った瞬間に震える

こうした小さな行動の変化は、
“行動の問題が始まるサイン“であることも多く、
一次診療では最初にそれを受け止める役割があります。


🌱 ② 完璧じゃなくていい

行動の問題は血液検査のように数値で答えが出ません。
だからこそ迷い、立ち止まるのは“自然”なこと。

気づけた時点で素晴らしい。
そしてスタッフ自身の心も守りながらで大丈夫。


📘 ③ 飼い主に「安心」と「正確な情報」を届ける

動物医療に携わる私たちの役割は、
症状を“治す”ことだけではありません。

飼い主さんが不安にならないよう、
・正しい情報
・信頼できる書籍
・専門家につなぐ判断

これらを届けることが大切です。

信頼できる情報源を活用することで、
現場の時短にもなり、継続した支援もしやすくなります。


👩‍⚕️ 対応に悩む現場の皆さまへ

「吠える犬にどう対応すれば…?」
「怖がる猫を無理に診ていいの?」
「飼い主さんには何と声をかければ…?」

診察室で直面するこれらの迷いは、
**多くのスタッフが経験している“当たり前の悩み”**です。

行動の問題は正解がひとつではありません。
だからこそ、スタッフが一人で抱え込む必要はないのです。

焦らなくて大丈夫。
今日の学びが、きっと明日のサポートにつながります。

動物と飼い主さんに寄り添う姿勢そのものが、
安心と信頼の“土台”になります。


✨ 今後も現場を支える学びの場を

にいがたペット行動クリニックでは、
行動診療を身近に感じていただけるよう、
スタッフ向け勉強会・院内セミナーなども行っています。

動物たちとご家族の毎日が少しでも穏やかになるよう、
今後も地域とともに学びを深めていきたいと思います。

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気になるものがあれば、ぜひチェックしてみてくださいね🌸
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行動の安定につながりますよ☺️

日々のケアや行動サポートに、ぜひ役立ててくださいね🐾


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