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🐾 高齢猫たちの「これから」を考える ~年齢を重ねた動物たちとの、あたたかい時間~




こんにちは。

にいがたペット行動クリニックです。


先日、新潟日報に掲載された「高齢猫の収容増加」に関する記事が目にとまりました。
記事によると、新潟市中央区にある動物愛護センターでは、10歳以上の高齢猫の収容数が増えており、なかには1年以上も新しい家族を待っている猫たちもいるそうです。

その中には、推定21歳の雌猫「くじら」ちゃんの姿も。
1年5か月という長い時間、落ち着いた様子で新しい出会いを待ち続けているそうです。


🧠 高齢猫ってどんな存在?

若い猫のように走り回ることは少ないかもしれませんが、
人との暮らしに慣れていて、穏やかな日々を一緒に過ごすパートナーとして、とても魅力的な存在です。

✔ 静かな環境を好む
✔ 新しい刺激には慎重
✔ でも、信頼できる人との関係には深い安心感を示す

高齢猫たちは、「そっと寄り添ってくれる家族」を求めています。


🐱 くじらちゃんのような猫たちにも、新しい居場所を

新聞記事の中で紹介されていたくじらちゃんは、
落ち着いた性格で人馴れしており、
「動きがゆっくりなのもまた愛おしい」と紹介されていました。

こうした高齢猫たちは、
🔹 静かな時間を大切にしている方
🔹 初めて猫を飼うので落ち着いた性格を望んでいる方
🔹 子育てや仕事がひと段落した方

そんな方にぴったりな存在かもしれません。


🧩 獣医行動診療科の視点から

高齢になると、体だけでなく**「こころの変化」**も表れてきます。

🐾 今まで平気だったことに敏感になる
🐾 生活のリズムが変わってくる
🐾 触られることを嫌がる時もある

これらは、わがままでも問題行動でもなく「自然な変化」です。
こうした行動の背景にある感情を理解し、その子のペースで暮らせる環境づくりがとても大切です。

当院の行動診療科では、
高齢動物との暮らし方や、今の子との関係づくりについてもご相談いただけます。


🌱 さいごに

猫たちの寿命が延び、高齢猫と暮らす時間も長くなっています。
新しい出会いを待っている高齢猫たちの中には、
穏やかな時間を分かち合える**「深い絆を結べる存在」**がたくさんいます。

今はまだ出会っていないだけかもしれません。

「落ち着いた時間を一緒に過ごしたい」
「静かなパートナーが欲しい」
そんな方には、高齢猫との暮らしを一度考えてみてほしいと思います。


📌 譲渡対象の猫は、新潟市動物愛護センターHPで確認できます。
また、センターに隣接する「ふれあいセンター」では、実際に猫たちに会うこともできます。

📞 新潟市動物愛護センター:025-288-0017
📞 市動物ふれあいセンター(土日祝):025-283-1192

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